博士課程教育リーディングプログラムでは、修士・博士一貫教育により、リーダー人材を育てることが事業の基本的な前提です。また、複合領域において多様な能力を発揮できる人材の育成が目的であるため、各専攻における教育内容に加えて多くの単位数の追加履修を求めており、基本的には5ヶ年の学習期間を前提として課程内容が設計されています。
上述の理由により、「課程参加学生」は、基本的には修士1年入学直後の選考により採用することが提案調書でも明確に記述されています。しかし、優れた才能と特に強い学習意志を持ち、当課程の条件を満たす可能性が高い学生については「編入」の可能性を与えます。
修士修了まで2学期以上を残した学生で、当課程への編入を希望する者は、下記の2種類の書類を提出した上で、運営委員会による編入審査を受けることができるものとします。
a) 修士課程修了時までに修得すべき単位数を全て今後2学期間で修得できることを示す 詳細な履修計画表を、指導教員と共同で作成し提出すること。
b) 博士課程修了まで、当課程の履修を継続することについて、誓約書を提出すること。
平成23年度に採択された東京工業大学の3リーディングプログラムに共通して博士課程における編入は認めないものとしています。これは博士からの編入とプログラムが修士・博士一貫コースであることが矛盾するとの認識からです。なお、平成23年度に修士2年として在籍中の学生については、3月に選考を実施し修士課程における編入とします。