博士(工学)、 博士(理学)、 博士(学術)
学位記に「情報生命博士教育課程を修了した」旨を明記する。
「情報生命博士教育院」の学生が本学位プログラムを通じて修得すべき知識・能力は以下のとおり。
本学位プログラムの学生は、博士号にふさわしい各自の主専門分野における深い専門性に加えて、上述の複合的な知識・能力を有する人材として養成する。これにより、本プログラムの修了生が、学界・官界のみならず、創薬、食品、化学、医療機器・診断、健康(QOL)等の産業界において、我が国の生命健康イノベーションと新たな社会的価値の創造に貢献することを目指す。
我々は、大学が育成すべき人材像・解決すべき課題について、本年前半に半年間をかけ産学官から講師を毎週招き(ベンチャー創業社長2名、日本経済新聞医療局主任編集委員、元マツダヨーロッパ社長、元富士通技師長、オリンパスソフト部長、他産業界計8名、弁理士、内閣府参事官、文科省学生留学生課長、JST部長、元会津大学学長、民間研究所研究部長)学生をも交えて緊密な議論を行ってきた。またワーキンググループを形成して、解決するための具体的な方法を検討してきた。
そこで明らかとなったのは、まさに上述のような複数の専門と幅広い思考力をもつΓ型人材、異文化コミュニケーション力を身につけた人材を、グローバルに優秀な学生を集めて育成することが、今社会から求められているという事実である。