文部科学省博士課程教育リーディングプログラム事業による支援期間の終了に伴い、平成29年度3月末に学内組織としては廃止された情報生命博士教育院のWEBページです。
アーカイブとして残してあります。
情報生命博士教育課程は、今後も学内で継続されます。
同課程に関する情報は、新HPに随時アップされますので、(こちら)をご確認ください。
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  3. 学位名称、授与方針、修得能力

学位名称、授与方針、修得能力

1.授与する博士の学位の分野・名称

博士(工学)、 博士(理学)、 博士(学術)

学位記に「情報生命博士教育課程を修了した」旨を明記する。

2.学位授与の方針

  • 東京工業大学大学院学則第35条に定める単位数を修得した上で、各系・コースにおける学位審査の基準を満たすこと。
  • 上記に加えて、「情報生命博士教育院」が独自に定める各単位を修得し、「情報生命博士教育院」による独自の学位授与審査に合格すること。(※独自に定める単位は合計20 単位以上。ただし第35 条における単位との一部重複を認めている。)

3.課程を通じて修得すべき知識・能力

「情報生命博士教育院」の学生が本学位プログラムを通じて修得すべき知識・能力は以下のとおり。

  • 生命健康の先端研究を牽引できる知識と経験
  • 情報科学を使いこなすための基盤知識
  • 自ら新しい問題を発見し、その本質を見抜き、正しい決定をする能力
  • 異文化および異分野コミュニケーションに関する優れた能力
  • 技術的観点に加え、広く社会的観点からも自らの専門分野の状況を客観的に評価できる能力

本学位プログラムの学生は、博士号にふさわしい各自の主専門分野における深い専門性に加えて、上述の複合的な知識・能力を有する人材として養成する。これにより、本プログラムの修了生が、学界・官界のみならず、創薬、食品、化学、医療機器・診断、健康(QOL)等の産業界において、我が国の生命健康イノベーションと新たな社会的価値の創造に貢献することを目指す。

我々は、大学が育成すべき人材像・解決すべき課題について、本年前半に半年間をかけ産学官から講師を毎週招き(ベンチャー創業社長2名、日本経済新聞医療局主任編集委員、元マツダヨーロッパ社長、元富士通技師長、オリンパスソフト部長、他産業界計8名、弁理士、内閣府参事官、文科省学生留学生課長、JST部長、元会津大学学長、民間研究所研究部長)学生をも交えて緊密な議論を行ってきた。またワーキンググループを形成して、解決するための具体的な方法を検討してきた。

そこで明らかとなったのは、まさに上述のような複数の専門と幅広い思考力をもつΓ型人材、異文化コミュニケーション力を身につけた人材を、グローバルに優秀な学生を集めて育成することが、今社会から求められているという事実である。

関連Link

  
                       東京工業大学 生命理工学研究科          東京工業大学 情報理工学研究科          東京工業大学                

   
                       JSPS 博士課程教育 リーディングプログラム          東京工業大学 リーディング大学支援室